コマ打法。

この前TVで城島の打撃に対する持論の特集があった。

コマ打法。

ぎりぎりまでボールを引きつけて、小さく鋭く振り抜くというもの。
ぎりぎりまで引きつけるからメジャー特有のツーシームも何の苦もないというのだ。
球をしぼる必要はなく、どんな球にも対処できる。

昨日、これをテニスに応用してみた。
すると、なんだろうか、懐かしい。
これは俺の自称全盛期の時のフォームそのものではないか。
引きつけて、かなり後ろ側の打点で鋭く振り抜く。
コマ打法というだけあって、体の軸にブレは許されない。
軸命。
引きつけることによって良くボールを見るのでどんな球にも対処しやすい。
で、この打法を完成させるには小さなテークバックが必要とされる。
そして、体に、コンパクトに鋭く巻き付けるように振り抜く。
頭がぶれないように目線を残すと良い。

これができればかなり納得のできる球を打てる。
あとは、試合での心得としてノーミスをモットーとすれば、
なかなかいいはずだ。



この前、テニスは理論ではなく感覚だと言ったが、
結局俺はすぐ考えを変えてしまう傾向にある。
何かを悟ってはその理論はすぐ破綻し、また暫くたって新悟りを開くのだ。

まあいつかは最終ゴール的悟りにたどり着くでしょう。
それまで試行錯誤さ。