自己分析。

就活を終えてからは、迷った時には必ず就活の時の自分に戻るようにしている。
なぜならば就活こそが大学になって一番真剣に考えたこと。努力したことだから。
一番自分と向き合った。
勿論、定期試験や院試、テニスにだって精一杯やった。
でも自分の今後の人生となる就活は全く違うレベルとなるほど自分と向き合った。考えた。



だからそこに自分の本質があったと思う。
迷った時にはそこに戻ればいい。
俺は推薦やなくて自由で受けたから人よりかなり就活に時間をさいたし、
努力したという自信もある。
過去にこれほど真剣に自分を観たことはなかったろう。
就活時に戻るっていっても、
要するにあの時やった自己分析に戻るということ。
自己分析。
ひたすら自分と見つめ合った。考えた。
自分の長所・短所、将来の夢、自分の価値観、問題解決の手法、生きがい。
数えたらきりがないほどの質問を自分で問いかけ、
それを紙に書いて明確化した。
尊敬できる人はどんな人間か?どういう人間になりたいか?等も勿論考えるわけで、
俺は一言で言うと、「どんな時にでも常に冷静でいられる人間になりたい。どんな非常事態、想定外のことが起こっても余裕のある人間になりたい(日よりたくない…)」という結論を出した。勿論そこからなんでそういう人間になりたいと思うのかとかを、嘘なしに自分の過去の体験談をまじえて考えた。
あれだけ自分のことを考えることはなかった。ボリューム満点に考えた。


あれは就活だけのための自己分析という範疇には収まらない、本当に意味のあるものだった。
なんでもそう。テニスだって自己分析をこれだけやればまたは違ったのかもしれない。


他己分析も当然必要であることを付け加える。決して独り善がりになってはいけない。
破滅しかない。
でも他己分析の前に自分なりの答えを十分に理解しておく。
周りの人の意見を含めて最終的に自己分析は完熟に近づく。


要するに、迷ったときに戻るところ、それは一番真剣に考えた、または行動した、といった努力を一番した場所だと思う。
結局は「量」。
努力の「量」、考えた「量」。
それに尽きる。



残りの学生時間で少しでも多くこういう場を作りたいものだ。